オーディオにおける究極の音質改善のための対策である、接地アースのとりつけ。
マンションの1階や、一軒家に住むオーディオ好きの方であれば、一度は試してみたいと思うのではないでしょうか。
とにかく手間がかかるイメージのある接地アースですが、どのようにアースをとりつけるのでしょうか?
どんな土地にどれくらいの深さの穴を掘ればいいのか?
まず基本的には、できるだけ湿った土に1メートルほどの穴を掘り、そこにアース棒を入れる、という形になります。
この穴の深さは深ければ深いほど低い抵抗値を得ることができるといわれ、5メートルなどかなりの深さまで掘る人もいます。
しかし、1メートルでも5メートルでも穴を掘るというのはとても大変な作業です。
なにより切実な問題は、地面を掘ったことにより出てくる土をどのように処理するのか、といった事です。
あらかじめそのような問題が出てくることも想定して行いましょう。
また、アース棒として四角い、厚さがおよそ1ミリ程度の銅板を使用する場合もありますが、銅は腐食しやすいため長年利用するのが難しい素材でもあります。
その点をふまえて、カーボンなどを主に使用する場合があるようです。
また、よりアースの効果を出すために複数のアース棒を埋め込む場合もあります。
目指す抵抗値の基準値は10Ω
これらのことを踏まえて、接地によるアースをする場合、ひとつの目標数値として10Ωを目指すことがひとつの基準となります。
ちなみに、一般的な家庭用電源の抵抗値は100Ωで、これを切ることができればまずまず優秀、という風に言われています。
なお、穴の深さ、そして土地の湿り気具合によっては、1Ωなどの驚異的な抵抗値を得ることも可能なようですが、どの家でもできるとは限らないでしょう。
この抵抗値の測定は、正確に測ることが重要であることから、工事業者さんに依頼して測定を行う方が非常に多いようです。
プロの工事業者さんに頼むのが安心です
接地によるアースは、穴を掘るところから、適切なアース棒の選びかた、腐食によりアース線がちぎれないようにするためのアース線と銅板の接続の位置、正しい抵抗値の測定など、ひとつひとつの工程が非常に難しい作業になります。
ひとりで行うことも不可能ではないですが、せっかく時間と手間をかけるのですから、信頼できる工事業者さんと相談して、工事を行うのが一番スムーズで望ましいでしょう。
現在ではインターネットで簡単に検索することができるので、オーディオ用の接地アースの工事の経験が多い業者さんに頼むと安心ですね。