オーディオのアースの効果とその調整法

オーディオ機器同士でアースをとることにより、音質改善に効果がみられることがあります。

このようなアースのとりかたは、音質に悪影響を与える機器のシャーシ電位を下げることを目的としていますが、これにより効果は出るのでしょうか?

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機器同士を結ぶアース線はスピーカーケーブルで代用可

意外と単品で手に入りにくいのが、普通の緑色のイメージの強いアース線。

以前、大手の家電量販店をいくつか回って、オーディオ機器同士をつなぐことができるようなアース線がないか探したことがあるのですが、3社の店舗を回ってもどこにも売っていませんでした。

一方、楽天などのインターネットショッピングサイトや、町にある地元っぽい?昔ながらの電気屋さんではすぐ手に入れることができました。

ちなみに、インターネットで購入すると、送料でかなりの金額がかかってしまう場合があるので注意が必要です。

このように、意外とすんなり手に入りにくいのがアース線なのです。

家の中を探したらみつかることがよくある・・・なんてこともあまりないものでしょう。

そんなとき、アース線として代用可能なのが、スピーカーのケーブルです。

もちろん、どれだけ安いものでもかまいません。

アース線自体も、1メートル100円くらいのものですので問題ありません。

線の大きさも、あまりにも細すぎない限りは、特に問題ないようです。

実際にアースをとることによって音質に効果があるかどうかは、機器間のシャーシ電位の差がもともと大きいかどうかなどに左右されます。

一度試してみましょう!とことになりますね。

アースをとる場所を変えることで調整に

また、調整としては、シャーシ(筐体)の位置を変えることで音質に変化が出ることがあるようです。

接続する場所は、基本的にはシャーシの左右の側面にあるネジで結ぶことが基本ですが、この場所を変えることでシャーシ電位に変化が出る場合があります。

ちなみに、シャーシでない部分(裏面にある、金属部分と接していない部分)のネジにつないだりすると、効果がないのでその場合は場所を変える必要があります。

いろいろと場所を変えて変化を見てみると良いでしょう。

気軽な気持ちで試してみましょう

オーディオにおいてアースをとるというと、規模の大きい工事を必要とする接地アースを思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし、機器同士のアースなら、余ったスピーカーケーブル1本でおこなうことができます。

一度、どのような効果があるか、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

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