オーディオにおけるノイズ除去の考え方

オーディオライフを送る上で悩ましい存在が、ノイズ。

このノイズをいかに遮断するかがオーディオライフの大きなテーマのひとつとなります。

まずはどんなノイズを、どのように対策していけばよいのでしょうか。

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オーディオのノイズ対策のキモは電源から

オーディオにおいてノイズ対策を行うとき、もっとも重視するのは電源からのノイズをいかに遮断するかということです。

さまざまな方法でノイズ対策を行っていきますが、まずは「他のノイズを呼んでしまう機器とつなげない」ということを気をつける必要があります。

特に扇風機などの大きなモーターを回す機械や、電子レンジなどの高周波を出す機械はノイズを発生させやすく、これらの機器と同じ電源タップなどでつなげてしまうと、そのノイズがオーディオ機器に伝わってしまう危険性があるので、電源をしっかりと分ける必要があります。

なお、パソコン機器などもオーディオのノイズに悪影響をおよぼしますが、よく一緒に電源をとりやすいといわれているので、注意が必要です。

そのほか、電源タップも電源ノイズ対策に特化したものがあったり、電源プラグも医療機器などで使用されるものがノイズ対策に有効であるので、こういったアクセサリーを検討するのも良いでしょう。

また、電子レンジや洗濯機などと同じアースをとってしまうと、これもまたそれらの機器のノイズを拾ってしまうことがあるので絶対にしないようにしましょう。

気軽にできるフェライトコアのノイズ対策を試してみよう

また、RCAケーブルのオーディオケーブルやスピーカーケーブルでも、ノイズが発生し、その対策が行われます。

基本的に市販のケーブルにはノイズ対策がすでに施されたものが多いですが、追加で自分でノイズ対策を行うこともできます。

よく利用されるのは、フェライトコアと呼ばれる、主にチクワ(ドーナツ)のような形をしているもので、ケーブルの線にカチャっと挟むことによって、高周波ノイズを低減するアクセサリーもあり、幅広く活用されています。

これにより、特にオーディオケーブルなどでは大きな効果を発揮するといわれています。

1000円程度で試すことができるものなので、一度気軽に試してみると良いでしょう。

オーディオとはノイズとの戦いである

このほか、アンプの熱からノイズが発生する、振動によりノイズが発生する、などノイズの源をさぐっていけばキリがありません。

それゆえ、オーディオとはノイズとの戦いでもあります。

まずはフェライトコアなど簡単に試せるものから処理をしていき、電源のノイズ対策を中心にしっかりとノイズを遮断していきましょう。

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