パソコンなどを介して使用するデジタル音源をピュアオーディオで再生するために使用される、ネットワークオーディオ。
最近はこのネットワークオーディオにおいて、エアプレイという言葉を聞くようになりました。
このエアプレイとはいったいどのようなものなのでしょうか?
iphoneなどのアップルデバイスで活躍するエアプレイ
エアプレイとは、アップルのiphoneやipad、ipod touchそれにパソコンのitunesから、wifiを経由して他の機器に音楽や動画、画像などのデータを送信するシステムです。
たとえばこのエアプレイを利用すれば、iphoneのカメラで撮影した写真の画像が、リビングにある大きなテレビに簡単に無線で映せるようになる、といった具合に利用できるわけです。
そして、これはオーディオプレイヤーなどの機器にも対応しているので、ネットで購入した音楽データを無線でネットワークオーディオプレイヤーに送り、サウンドを楽しむことも出来るわけです。
このエアプレイを実際に使用するためには、iphoneなどのデバイスと、wifiを利用できる環境であること(ルーターなどがあること)そして、エアプレイ対応の機器があることが条件となります。
ピュアオーディオでエアプレイを楽しむためには?
オーディオにおけるエアプレイに対応する機器とは、そのように記載されているネットワークオーディオプレイヤーとなります。
基本的にはエアプレイに対応しているものがほとんどですが、それ以外の規格にしか対応していないネットワークオーディオプレイヤーがある可能性があるので、はっきりとエアプレイに対応していると記載されているものを選びましょう。
低価格のものであれば2万円台で購入することが可能です。
気軽に膨大な音楽データをオーディオ機器に送ることが出来る
オーディオにおいてエアプレイを使うことが出来る最大の利点は、「パソコンのitunesとオーディオ機器を簡単につなぐことができる」ということではないでしょうか。
もちろん、iphoneなどとつながることも便利なのですが、容量的にiphoneなどでは保存できる音楽データ量にそれほどの余裕がありません。
特に高音質にこだわる場合には音楽データはロスレスなどの非圧縮のものを利用することが多くなるでしょうが、スマートフォンの容量ではこれらのデータはあまり多く保存ができません。
いっぽうパソコンであれば、何TBという大容量のものになるので、大量の音楽データを保存することが可能になり、それをいつでも取り出してオーディオ機器に送ることができるわけです。
この便利さを、みなさんもぜひ活用してみてはいかがでしょうか?