オーディオにはさまざまな入力端子や出力端子が存在します。
出力端子のひとつに、「プリアウト端子」というものがあります。
AVアンプなどでもみかけるこのの多いこの端子。
どのようなときに使うものなのでしょうか?
プリアウト端子はパワーアンプやサブウーファーとつながるための端子
プリアウト端子とは、パワーアンプの前段にある出力端子で、パワーアンプやサブウーファーと接続する端子のことをいいます。
つまりパワーアンプにつなげるための端子なので、当然ながらプリアンプには必ずついている端子だといえます。
また、AVアンプにおいては、サブウーファーと接続するためにプリアウト端子がついていることがあります。
これはサブウーファーにパワーアンプが搭載されていることから、プリアウトと接続することが前提となっているからです。
たまに普通のライン接続でつなげても音が鳴らないサブウーファーがありますが、これは基本的にはプリアウト端子でつなげないと音が鳴らないサブウーファーということになります。
また、一般的なプリメインアンプにもついている場合があり、将来的なパワーアンプとの接続を想定してついていましたが、最近では少なくなってきました。
いずれセパレートを試したい人はAVアンプからはじめよう
基本的にプリアウト端子とは、プリアンプにのみついている端子です。
しかし、先ほど述べたようにAV用のアンプにも、サブウーファーの接続用端子としてプリアウト端子がついている場合が多くあります。
普通、AVアンプ(プリメインアンプ)が1台あればパワーアンプなどは必要ないのですが、「そろそろ単品のパワーアンプを試してみたいな・・・」そう思ったときに、このプリアウト端子でパワーアンプと接続させることができるのです。
「いずれはセパレートでアンプを組んでみたいけど、いずれはそうしてみたい。けどいきなり始めるのは予算が足りないので、まずはプリメイン1台で始めてみよう!」
通常のプリメインアンプにプリアウト端子があまりつかなくなった現在では、プリアウト端子付きのAVアンプがピッタリですね。
どこにつなぐかは入念な確認をしておきましょう
プリアウト端子とは、将来的なパワーアンプとの接続に使用できる出力です。
ただし、通常のプリメインアンプのライン入力端子に接続すると、どちらかの機器が壊れてしまう場合があるなど、リスクの高い端子でもあります。
どこに接続すればいいのか?事前にしっかりと確認をしておきましょう。