ギターアンプには、さまざまな会社、そしてブランド、機種が存在します。
その中には、まさに伝説的といえる名機も数多く存在します。
特に有名なものが、イギリスマーシャルの「1959」。
いったい、どのようなアンプなのでしょうか?
1959は伝説的なアンプブランド
1959は、イギリスのマーシャル社が発売しているアンプブランドのことを指します。
ジミヘン(ジミ・ヘンドリックス)やエリック・クラプトンなどの大物ミュージシャンが愛用していたギターアンプとしても有名ですね。
1959というアンプは特定の型番のものを指しているわけではなく、一種のマーシャルアンプのアンプのブランドであり、その中でも、スーパーリード、JCM800などのサブネームの入ったものなどが存在します。
これら1959シリーズのアンプは現在でも多くのミュージシャンに愛されており、過去の名機のリメイク版が現在でも発売されています。
長く愛される理由は、その歪みっぷりの良いサウンドや、デザインなどが大きな要因といえるでしょう。
また、最近のアンプでは当たり前についているゲインつまみがなく、ボリュームとトーンつまみのみというシンプルな構成が多いのも、1959アンプの大きな特徴のひとつです。
くわえて、歪みをさらに強化させることなどを主な目的として、改造を施されることの多い機種としても有名です。
ギターアンプの中では伝説的な地位を持っていて、それでいて現在でも最前線で活躍している稀有なアンプだといえるでしょう。
現在でも手に入れることは可能
マーシャルの1959は、現在でも入手することが可能です。
特に、往年の名機のモデルの復刻版(リモデル)が現在でも入手することが可能なものが多くあります。
価格は20万円を超えるものも多く、誰でも手軽に手に入れることができる・・・という価格帯にはなっていませんが、ミュージシャンであれば、人生で一度は手に入れてみたい憧れでしょう。
実際に手に取った人の多くは、一生手放すことができない、と豪語する人も多く、ファン一人ひとりの熱量が多いアンプブランドだといえます。
今もその手に触れることが出来る伝説
1959の各アンプの音質はそれぞれに特徴があり、書いていけばキリがなくなってしまうほどです。
しかし、そのどれもが、多くの人を魅了してきたからこそ、今なお伝説として、そして今も現役で活躍しているのです。
楽器ショップなどで見かけたときなどには、可能であれば試聴をお願いしてみるなどして、一度そのサウンドに触れてみると良いでしょう。
音質だけではない、大きなパワーをもらえるかのしれませんよ?