ドライブを素敵に彩ってくれるカーオーディオ。
できるなら、より良い音質で聴きたいものですよね。
しかし、標準でついている純正のスピーカーでは、良い音質はなかなか望めないようです。
スピーカー交換は必要なのか?必要であれば必要な物は何なのか?を解説します。
純正は軽量化を目的に作られている
まずは、スピーカーを交換する必要性があるかどうかを考えて見ましょう。
車というのは、極力燃費の向上などの目的で、軽量化できるところはする、という考え方で設計されています。
オーディオ部分は直接車の性能とは関係ない部分なので、純正のスピーカーも軽いものを使用しています。
一度、純正のスピーカーを手にとって見たらわかりますが、あまりの軽さと見た目で、誰が見ても「しょぼい」ことがわかります。
ちょっとでも、良い音質で聴きたい!と思うのなら、スピーカー交換は必須といえるでしょう。
純正の音質は見た目のとおり軽めで、音もひらべったくメリハリのない音がすることが非常に多いので、鑑賞に堪えるものではありません。
必要なものは意外と少ない?
スピーカー交換に必要な物は、基本的にはドライバー(主にプラス)です。
ドアレバーなどについているネジをドライバーではがしていくと、スピーカーがついている箇所であるドアの内張り(内装)をはずすことができ、スピーカーが見えてきます。
ドアの内張りをはずす場合、ドアには車種により数は異なりますが、およそ1つ~3つほどネジがついていることが多いので、探し出してはずしていきましょう。
内張りをはずしてみると、さらにスピーカーもネジで固定されているので、さらにそのネジもドライバーではずして、新しいスピーカーと交換します。
なお、ネジがボルトナットなどの場合は、取り付ける際に後ろで支えるためのスパナなどを用意するとよいでしょう。
ウーファー部分、あるいはスピーカーがフルレンジの場合はこれでOKです。
セパレートの場合、ツイーターを交換する場合は、ドアミラーの裏側がクリップ止めされているので、これを外すリムーバーというものを用意する必要があります。
なお、ツイーターの交換の場合は、配線の処理が必要になることがあるため、配線をチョキンと切ることができる圧着ペンチが必要になります。
ない場合はハサミでもなんとかなりますが、かなりめんどくさく、出来も悪くなるのでできるだけ用意しておくべきです。
必要な物は意外とシンプル、でも簡単というわけではない
ということで、必要な物は「ドライバー(主にプラス)」、「リムーバー」「圧着ペンチ」となり、意外とシンプルです。
ツイーター交換をしない場合は、ドアの内張りを外すプラスドライバー1本だけでできてしまう場合もあります。
意外と手間がかからない印象ですね。
ただし、スムーズにできるとは限りません。
こればかりは経験がものをいいますので、まずは最初の1回にチャレンジしてみましょう。