お手軽にすぐできる!見落としがちなスピーカーメンテナンス2

オーディオ機器でもっとも音質に重要な影響をおよぼすのが、スピーカー。

よって、そのメンテナンスをすることは非常に重要です。

長年使用していけば、エッジの交換など大掛かりなメンテナンスをする必要も出てきますが、ここでは今すぐ簡単にできる、意外と見落とされがちなスピーカーのメンテナンスを解説します。

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ケーブルの酸化部分は切り落としましょう

ひとつめは、スピーカーケーブルの先端部分の酸化です。

最初にケーブルを買ったときには、むきだしの銅線がきれいに光り輝いているのがわかります。

しかし、このまま使用していくと酸化していき、だんだんと光を失っていき黒っぽくなっていくことは多くの方が経験していることでしょう。

なんだか音も悪くなりそうな感じがしますが、まさにそのとおりで、音質に悪影響をおよぼします。

このメンテナンス方法として一番シンプルなのは、黒い部分を切って、あたらしく次の部分をむき出しにすることです。

あくまでも酸化するのはむき出しにされている部分のみなので、被覆された部分をむけばまた光り輝く銅線を拝むことができます。

ただし、めんどくさいことは否めないので、一番楽なのは、Yラグやバナナプラグなどをケーブルにつけること。

こうすればむき出し部分がなくなるので、いちいち切る手間が省けます。

ただし、スピーカーやアンプの端子がこれらのプラグに対応しているか確認をしておきましょう。

一般的な単品のアンプやスピーカーなら、ほぼほぼ対応していますよ。

意外と忘れるネジの引き締め

意外と軽視されがちで、しかし音質に重大な影響をおよぼすものといえば、スピーカーのネジを締めることです。

必要なものはドライバーだけで、方法もそのまんま、スピーカーのネジを締めなおすのみ。

これは他のオーディオ機器もそうなのですが、ネジが緩むことにより外部からの振動の影響を受けやすくなってしまうため、音質に悪影響をおよぼしてしまうのです。

特にスピーカーユニットは、それ自体が音を出すたびに振動する、まさに振動の最前線にいるわけですから、ネジのゆるみは想像以上に大きな影響を与えます。

音質の変化は、冗談のようですがネジを締めると、音全体も引き締まるようになります。

注意点としては、さまざまな大きさ、形のネジがあるため、家にあるドライバーだけでは対応できない可能性があるということ。

その場合は他の音質改善グッズよりも優先的に適合するドライバーを購入しましょうね。

基本に忠実に!

以上、非常にシンプルで簡単なスピーカーのメンテナンス方法でした。

誰でもやっているように見えますが、いろいろと音質改善の方法などを身につけていくと、このような簡単で音質に大きな影響を与える作業をついつい忘れがちになっていくものです。

基本的なことをしっかり押さえて、大事なスピーカーを長くベストコンディションで利用するようにしましょう。

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