多くのミュージシャンが愛用するオレンジのアンプの特徴とは?

マーシャル、ローランド、フェンダーなど、メジャーなメーカーが多く君臨するギターアンプの世界において、個性的な光を放つアンプメーカーがあります。

その名は「オレンジ」。

いったいオレンジのアンプとはどのようなもので、どんな特徴があるのでしょうか?

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オレンジとはどのようなメーカーなのか

オレンジは、イギリスのギターアンプメーカーです。

その社名のとおり、この会社のギターアンプは外見がオレンジ色をしています。

日本では、あの忌野清志郎さんが愛用していたアンプとしても非常に有名です。

そのほか、日本を代表するアーティストが多く利用してることで知られています。

全真空管アンプを多く世に送り出していることでも非常に有名です。

アンプの価格帯も、5000円程度のエントリーモデルから、30万円を超えるような本格的なものまで非常にバリエーションが多く充実しています。

音はとにかく個性的

オレンジアンプは、マーシャルのアンプなどに比べて個性的な音がすると言われており、荒々しいドライブや大きくて低い音がその大きな特徴といわれています。

また、こまめなエフェクトやイコライザーの設定が可能で、これ1台あればエフェクトは不要、と言われることが多くあります。

クリーンでも比較的良い音が出るとされていますが、やはり個性的といわれるだけあり、オーバードライブでの激しいサウンドが好まれるアンプといえるでしょう。

また、このオレンジ色のイメージにぴったりといえるのか、音の方向性は冷たさが少なく、温かさが多いように聴こえます。

これは、オレンジが基本的に真空管を主に使用しているギターアンプであり、その真空管の音の特性がよく出ていることに起因しているかもしれません。

また、その個性的さゆえか、なかなか使いづらいという声も多く聞く、じゃじゃ馬な側面も持っているアンプです。

オレンジのアンプは、ギターアンプの世界では決してメジャーの部類に入るものではないですが、その分好きな人にはとことん愛される傾向にあります。

この扱いにくさなども愛される要素のひとつといえるのではないでしょうか。

以上、オレンジのアンプの音の特徴について解説してきましたが、実際にオレンジのアンプが人気を博している理由は、そのデザインだとも言われています。

黒いカラーデザインが多いギターアンプにあって、あのオレンジ色は、見ているだけで楽しくなってきて、ギターが弾けない人でもつい欲しいと思ってしまう魅力を秘めています。

みなさんも一度、オレンジのアンプを手に取ってみてはいかがでしょうか?

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